プロジェクトストーリー(保全職)

高層ビル建設工事のピンチを救え。

2013年春、名古屋営業所の保全職・西堀に一本の電話が入った。 「ちょっと見てほしい機械があるから現場に行ってほしい」。そんな営業からの依頼の電話であった。 話を聞くと、そこは名古屋駅周辺の建て替え中の高層ビルの現場。基礎杭工事の掘削機からオイル漏れが発生し作業が滞っていると言う。 中建サービスからレンタルした機械ではないが、「他に頼るところがない」といって、当社の営業に相談の連絡があった。 機械を動作している間、大量のオイルが漏れ続けるという異常が発生しており、このまま作業を続けるわけにはいかないが、工期の関係上、作業を中断して機械を修理に出す時間はない。しかも全周回転掘削機は、非常に特殊な機械であるため、専門の修理業者はいない。 西堀は二つ返事で了承し、お客様のピンチを救うべく現場へ急行した。

現場に到着してみると、そこにあったのは最大クラスの全周回転掘削機。掘削口径は3メートルに及ぶ。中建サービスには2メートルの機械までしかなく、この業界を知る西堀でも初めて触る機械であった。 それでも西堀はこれまでの経験とノウハウから原因を特定し、一時的ではあるが応急処置を施した。大量に漏れていたオイルを、にじみ出るほどの少量に食い止めることができたのである。その迅速な処置にお客様は大喜び。西堀とはその時が初対面であったが、一気に信頼を得て、その後も関係は続いていくこととなる。

名古屋駅前のその建設工事は、近くに地下道が通っていることもあり、非常に制限が多く神経を使う現場であった。工事が思うように進まず、機械も普段以上に酷使されていた。そのため、トラブルはその後も立て続けに発生。エンジン不調、摩耗、破損、電気系の不具合など、あらゆる機械のあらゆる異常が起こり、その度にお客様は西堀を頼り、西堀は現場へ駆けつけた。 工期が完了するまでの約1年間、2週間に1度ぐらいのペースで通うことになった。

途中からは、研修を終えたばかりの本野も加わり、2名体制で対応していくこととなる。本野は前職、自動車の整備士をしていたため、エンジン系のトラブルにはある程度のノウハウがあり、その経験を活かせた現場となった。それでも、「人を運ぶ自動車」と「地球を掘る掘削機」の勝手の違いに驚いた。想定の範囲を超える壊れ方をしていたのである。かなりの労力がかかったが、その分、やりがいも大きかったと言う。

そんな西堀・本野の活躍もあり、その現場は無事に基礎工事を終えることとなった。次から次にトラブルが起こる過酷な現場は、二人にとってかけがえのない貴重な経験となった。しかし一番の収穫は、“出会い”であったと二人は口を揃えて言った。
『その現場に足を運んだおかげで、そのお客様だけでなく、色々な会社の人たちとの繋がりができました。工事が終わった今でも、定期的に連絡をとり、最新の工事や工法についての情報交換をしています。今度はトラブル対応ではなく、機械のレンタル会社として一緒に仕事をするかもしれません』。

「お客様のご要望にいかに応えるか」を信条に成長してきた、中建サービスらしいエピソードである。

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プロジェクトメンバー

保全職 西堀 元晴

「お客様の力になりたい」という想いがあれば、技術は後からついてきます。未経験でも大歓迎です。一から教えますので安心して飛び込んできてください。

保全職 本野 巧貴

基礎工事の業界は、スケールも大きく、やりがいも大きいです。そして他では得られない、知識や技術が身に付きます。一緒に成長していきましょう。